刑事事件情報

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6月28日の午後1時40分ごろに発生した、練馬区立大泉第一小学校の児童が切りつけられた事件で、犯人とされる男が埼玉県内で逮捕されました。

ソースは産経新聞

これは・・・。
宅間守を思い出さずにはいられないでしょう。
大阪の池田小事件です。
宅間守は、8人の子どもを死に追いやりました。
しかし、宅間は13人の子どもも刺し殺そうとしていたのです。
ほかにも2名の教師も刺しています。
23人もの罪なき人を殺そうとするとはまさに稀代の殺人犯ですね。

判決(大阪地裁平成15年8月28日)によるとこの男は大量殺人を起こした動機について、どうしょうもないことをいっています。
妊娠中だった3番目の妻から離婚を切り出されました。理由はよく分かりませんが、おそらくこの男のどうしようもないことに嫌気が差したのでしょう。
離婚を切り出された宅間は、かなりこの妻に執着します。
探偵を雇ったり離婚無効の訴訟を起こしたりしてあがきます。
しかし結局離婚はやむなしとなったら今度は慰謝料をせしめることを考え始めました。
結局慰謝料ももらえないことが分かると、やけになった宅間は、ほかで傷害事件などを起こし、務めていた小学校を首になってしまいます。
職も首になり、妻にはさられ、借金が残り、周りにも迷惑ばかりかけ、当然ながら孤立します。
こういった場合、まともな人間であれば反省してがんばろうとするものですが、宅間はもちろん違います。
犯罪者にありがちな「社会が悪い」と考えます。
そうして池田小で事件を起こすのです。

確か秋葉原事件も他人のせいにしてましたよね。

こういった殺人犯にいいたい。
社会のせいじゃないって。
あんたのせいだって。
もしどうしてもあんたのせいじゃないと思うなら、それはあんたの運が悪いだけだって。
人のせいにすんなよ。


今日のこの事件もなぜこういったことが起こったのか、きちんとした解明を望みます。

1 刑事裁判における裁判員の数


最高裁判所によると、平成25年3月末までに3万人近い国民が裁判員として裁判に関係したとのこと。
3万人というとかなりの数ですね。
日本国民が約1億2500万人として、4000人に一人が裁判員になったということになります。
これが3年経った時点の人数ですから、10年ぐらい経てば大体1000人に一人は裁判員になる計算になりますね。

2 裁判員には誰がなる?


刑事裁判において裁判員の参加が法律で定められたのが約3年前のことですが、実際に誰が裁判員になっているのでしょうか?
裁判はもちろん平日ですから、普通に働いている人が参加しているとはあまり考えられません。
もちろん働いている人も参加することはあるでしょうが、大多数はヒマをもてあましている老人かニートぐらいなものでしょう。
そんな人たちを参加させてなんの参考になるのでしょうか?

3 刑事裁判の不思議


だいたい刑事裁判の刑の重さはどうやって決まってきたのでしょうか。
基本的には前例踏襲の公務員である裁判官が決めてきたのですから、これまでの裁判例を参考にしているのでしょう。
しかしこれまでの裁判例が軽すぎるから裁判員が参加することになったのではないでしょうか。
それだったら裁判例を研究して、これは軽すぎるからこの程度がいいのではないか、という検討会議をすればいいのではないでしょうか。
そこに素人が参加すればいいのであって、何も実際の刑事裁判に参加する必要はないと思います。
グロい写真などわざわざ見たいと思う人はそういないのではないでしょうか。

平成23年に長崎県西海市で起きたストーカー殺人事件。
被告に死刑判決が出ました。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130614/trl13061416040003-n1.htm

この被告は2人も殺しておきながら、当初は認めていた事件を裁判になってから否認に転じました。
証拠上明らかなのになんで否認するんでしょうね?
刑事事件の弁護士のアドバイスがよくなかったんでしょうか。
否認したがためにかえって死刑になる確率が高まる気がするのですが、こういった殺人事件では結構無茶な否認をすることがありますね。

光市での母子殺害事件でも、死刑が決まった途端、次の裁判から無茶な否認を始めていたと記憶しています。
光市の事件でも弁護士によるアドバイスは適切だったのか?が問題となるのかもしれません。

通常の刑事事件では、証拠上明らかなのに否認し続けるとかえって裁判官の印象が悪くなると思われます。
だって、「明らかにこの被告はやってる」って裁判官が確信できるだけの証拠があるのに被告本人がずっと「やってない」と言い続ければ印象悪いですよね。
そういった場合、「不合理な弁解に終始している」って片付けられちゃいます。

まあ普通殺人事件の被告になることもないでしょうから、普通の人にとっては関係ないかもしれません。
でもやっぱり遺族の側からするととても理解しがたく、またやるせないでしょうね。

死刑判決も当然だと思います。

このブログは刑事事件について興味を持ったニュース・ブログなどについて書いていくブログである。

刑事事件といえば弁護士が出てくるが、そういう私も弁護士に助けられたことがある。
裁判所・検察・警察の人たちも頑張っているが、やはり犯罪で逮捕されたものにとっては弁護士が命綱である。

ニュース・ブログだけでなく、そういった刑事事件で頑張っている弁護士にも光をあてていきたい。 

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