刑事事件情報

刑事事件のニュース・ブログを紹介。 刑事事件での弁護士の活躍も紹介。

1 イオン釧路昭和店で通り魔事件

平成28年6月21日、イオン釧路昭和店で通り魔事件が発生した。

イオン釧路昭和店の場所はこちら。

https://goo.gl/maps/nQkKkjR4RKT2

平成28年3月に開通した釧路外環状道路にほど近い場所だ。

2 加害者は30代の男、被害者は女性4人か

報道によると、加害者は30代の男だという。刃物で切りかかったらしい。この男は釧路警察署に殺人未遂容疑で逮捕された。

一方この男に切り付けられたのは女性4人。うち、70代の女性が亡くなった。残る60代女性が重傷、40代の女性2人がケガを負った。

3 加害者の刑罰は?

加害者の身元はいまだ分かっていない。

ただ、4人に刃物で切り付け、うち1人の方が亡くなっているのだから、刑罰についてはかなり厳しいものも予想される。

これまでの通り魔事件などの判決から予想してみよう。

一般的に、殺人事件で加害者が死刑になるかどうかは、永山基準に照らし合わせて判断される。永山基準とは以下の基準だ。

  1. 犯罪の性質
  2. 犯行の動機
  3. 犯行態様、特に殺害方法の執拗性、残虐性
  4. 結果の重大性、特に殺害された被害者の数
  5. 遺族の被害感情
  6. 社会的影響
  7. 犯人の年齢
  8. 前科
  9. 犯行後の情状

今回、上記の基準の「4」が問題となるわけだが、被害者は1人である。

しかしほかに3人の方が切りつけられている。さらには何ら落ち度のない被害者を、日中のショッピングモールにて切りつけるという通り魔事件である。「3」の犯行態様などは極めて悪質であるといえる。

今回はいわば「テロ」ともいってよい事件であり、被害者が一人でも死刑になる可能性は十分あると言わざるを得ない。

4 男の身元・精神状況など

しかし一つだけ問題なのは、男が一体何者なのかまだ明らかになっていないことだ。

もし精神状態などから、男が「心神喪失」などと判断されてしまうと罪を問えないことになってしまう。今後事件が明らかになっていくであろうから注目していきたい。


大きな地図で見る

<事件現場に面して建つ竹井被告が住んでいたマンション・柏市あけぼの4丁目>

1 千葉県柏市で平成26年3月に起きた通り魔事件、無期懲役判決

平成26年3月3日の深夜に千葉県柏市あけぼの4丁目で起きた通り魔事件。この事件で逮捕され強盗殺人罪で起訴されていた竹井聖寿被告に対し、東京高等裁判所は一審と同じく無期懲役判決を下した。

判決は平成28年3月30日付。

判決で東京高裁の裁判官は、次のように述べている。

「被告人の粗暴な行動傾向は少年時からのもので、薬の服用の影響とは認められない」

「犯行時には一貫して合理的な行動をとっていて、完全責任能力はあった」

柏通り魔事件直後の記事

wikipedia の記事

2 控訴審での争点

控訴審は、平成28年2月に1回開かれた。控訴審の場合、高等裁判所が事実の取り調べを認めない限り、期日は1回で終わってしまう。

竹井被告の控訴審も、弁護側・検察側双方から証拠の取り調べ請求があったようだが、裁判所はこれを必要なしとして認めていない。

結局判決でも、竹井被告には薬の服用の影響はなく、被告自身の問題だとして一審通りの判決が出たようだ。

3 最高裁まで行くのか

竹井被告は公判で、「死刑にするならしてみろ!」と叫んだとされている。

にもかかわらず、無期懲役判決に対して控訴しているぐらいだから、反省はもとより、重い刑を逃れたい一心のようだ。被害者のことなど全く考えていない。さらに上告して最高裁まで争うつもりなのだろうか。

このような反省のない被告に対しては死刑判決でもいいように思えるのだが皆さんはいかがお考えだろうか。

img_001


1 タレント女医の脇坂英理子容疑者が詐欺容疑で逮捕される

平成28年3月9日、
警視庁組織犯罪対策4課は、医師でタレントでもある脇坂英理子容疑者を詐欺容疑で逮捕した。
容疑は、脇坂容疑者らが、患者の受診回数を水増しして診療報酬を不正受給したというもの。

2 なぜ詐欺容疑で逮捕されたのか

脇坂容疑者は自分で医院を経営していた。医院の経営は、健康保険適用により健康保険組合などから健康保険料を受け取って成り立っている部分が大きい。ここに詐欺の余地がある。

実際に国民健康保険は、医院などから請求があれば、治療方法と患者の症状に整合性があれば自動的に支払われるようだ。ということは、医院が実際には診察を受けていない患者の診療回数などを水増しして請求すれば、保険金が支払われてしまうことになる。これを悪用したのが今回の事件だと言える。

詐欺罪に問われるのは、実際には診療していないにもかかわらず健康保険組合や市町村などをだまして保険金を受け取ったからである。公的機関をだました場合、当然詐欺罪になるということだ。

3 脇坂容疑者はなぜこのような詐欺行為を行ったのか

脇坂容疑者の医院は、2012年に都内で開業した。しかし過当競争などからか、2014年ころにはすでに経営に行き詰っていたようだ。一時期は一時休院となり再開も模索したようだが、結局2015年5月頃に閉院が決まったようだ。

脇坂容疑者が経営する医院の閉鎖のお知らせ

「拝啓,時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
開設以来,患者様のご理解とご協力のもとに診療を行ってまいりましたが,平成27年5月末日をもって閉院致しました。
昨年末の休診から長らくお時間を頂戴し,再開院に向けて準備を進めてまいりましたが,諸般の事情により閉院することとなりました。
皆様に対しまして深くお詫び致しますとともに,これまでご愛顧賜りました方々には心より感謝申し上げます。
長期にわたる休診と突然の閉院により多大なるご迷惑をおかけすることとなりますが、ご理解、ご協力の程よろしくお願い致します。
なお、閉院後の未消化分施術の継続につきましては、他院での振替施術を検討しております。返金をご希望の方には対応させていただく所存でございます。
お問い合わせ窓口の設置とともに体制が整い次第ご連絡させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。 」

脇坂容疑者は、以前からテレビなどに出演し、自身の派手な生活を暴露していた。

「これまで600人以上の男と寝た」
「ホストクラブに週何度も通っている」
「ホストクラブで一晩に900万円使ったこともある」

別に犯罪行為でもなく、個人の自由だ。ただ人の命を預かることもある医師として、若干人格に疑問を感じざるを得ない生活である。
こうした散財が医院の経営にも影響したのだろう。医院の経営が苦しくなると同時に、あやしいコンサルタントなどが出入りしていたようだ。

4 診療報酬詐欺を徹底的に予防するシステムを

診療報酬詐欺については、経営難に陥った医院などを利用して診療報酬をだまし取ったとして暴力団関係者なども逮捕されている。

診療報酬詐欺で数十人立件へ 組員や医院経営者ら 数億円詐取の疑い 警視庁

そもそも保険制度は保険証を有する患者が医院を利用することで保険金が支払われる。
今後は、保険証とマイナンバーカードをひも付けも検討されている。これを利用して詐欺を防ぐことはできないか。
マイナンバーカードを診察の際に読み取り機などに通し、医院での利用がオンラインで保険組合などに自動的に通知されるシステムなどを構築すれば詐欺は防げるのではないか。
日本の高齢化に伴い、膨れ上がる健康保険料。こんな詐欺が横行するようでは、善良な利用者はたまったものではない。不正の料金は、ひいては他の利用者に保険料という形で請求が来るのだから。

1 愛知・蟹江町親子3人殺傷事件で中国人留学生に死刑判決

平成21年に愛知県蟹江町で起きた母子3人殺傷事件について、犯行を行った中国人留学生林振華被告(31)に対し、名古屋地方裁判所の裁判員裁判は求刑どおり死刑判決を下した。
この事件では、強盗に入られた家人のうち2人が死亡し、後から帰宅した3男のみが助かっている。

2 事件概要

この事件は平成21年に愛知県蟹江町で起きた。夜9時から10時ころ(推定)、蟹江町の住宅に男が押し入った。男は当時在宅していた母親をモンキーレンチで殺害。母親殺害後1時間ほどして帰宅した二男も襲い殺害した。
さらに犯人は午前2時ころ帰宅した3男にも襲いかかりかなりの傷を負わせたが、殺害までには至らなかった。
犯人は3男を後ろ手に縛り上げると、証拠隠滅のため部屋の血を拭いたり自分の衣服を洗濯機で洗濯するなど実に10時間以上も現場に留まっている。その際3男とも何度か会話をしているが、片言の日本語だったという。
そして昼になっても出勤してこない次男を心配した勤務先の上司が警察官とともに家を訪れ、すでに亡くなっていた次男と自ら出てきた三男を発見し事件が発覚した。警察官が家を訪れた時も犯人はまだ現場に留まっていたようだが、すきを見て逃走した。
蟹江町母子3人殺傷事件

3 犯人逮捕に至るまで

この事件では、遺留品なども多かったため犯人逮捕は時間の問題と思われた。しかし逃走した男の行方はようとして知れず、早期解決には至らなかった。警察では、本件を捜査特別報奨金制度の対象に指定し、男の行方を追っていた。
捜査特別報奨金制度
そして平成24年になり、別の自動車窃盗事件で逮捕されていた三重大学の中国人留学生・林振華のDNAと本件の犯人が遺留したDNAが一致。そこで同容疑者を追及したところ犯行を認めた。

4 今回の裁判の特徴

今回の裁判は罪名が強盗殺人罪であるため、もちろん裁判員裁判となった。
裁判員裁判といえば、近時三鷹の女子高生ストーカー殺人などで裁判員が下した判決が上訴審で破棄される例が出ている。一般国民の法感情を量刑にも反映させる目的から始まった裁判員裁判の判決を裁判官だけで構成される上訴審が覆すことに批判もあるが、今回の裁判についてはおそらく上訴審でも死刑判決が予想される。何しろ何の落ち度もない被害者を2人も殺害し1人に重傷を負わせている強盗殺人事件だからだ。
これに対して弁護側は犯行そのものは認めるが、強盗の意思はなかったとして殺人罪と窃盗罪であると主張した。
これがどういう戦術かというと、強盗殺人罪の法定刑を回避して刑を軽くしてもらおうというものである。
強盗殺人罪は、その法定刑が死刑か無期懲役という極めて重い犯罪とされている(刑法240条)。
これに対し、殺人罪と窃盗罪となれば、殺人罪の下限が5年の懲役(刑法199条)となるため、見掛け上は軽くなる可能性があるのだ。
刑法
しかしそんな戦術もむなしく、死刑判決が下った。当然だと思う。今回の裁判員裁判が上訴審で覆らないことを祈ろう。

1 乃木坂46の偽サイン色紙をオークションで売りさばく

人気アイドルグループ乃木坂46の偽サイン色紙をオークションで売りさばいたとして、東京都渋谷区の長沢昌広容疑者(32)と兵庫県尼崎市の木村千瑛容疑者(23)が逮捕された。
両容疑者がオークションに出品した偽サイン色紙を名古屋市の男性が落札したが、いつまで経ってもサイン色紙が送付されてこなかったことで男性が愛知県警に相談したことが捜査のきっかけだったという。

2 実は再逮捕だった両容疑者

実は両容疑者、2014年の8月にも逮捕されている。
長澤容疑者は、以前から大量に偽サインをオークションに出品しており、出品数は約2600点、売り上げは何と3000万円もあったという。それだけ大勢の人が騙されていたということだ。

3 以前からインターネット掲示板でも有名だった

長澤容疑者、実は昨年逮捕される前からインターネット掲示板などでも偽サイン色紙の大量出品で有名だった。
両容疑者が関わった偽サイン色紙には、未確認のものも含め乃木坂46に加え、ももいろクローバーZ、AKB48、Perfume、浜崎あゆみ他多数が含まれるという。

4 なぜ放置されるのか

こういった偽サイン色紙を出品することは、例え落札されなくても詐欺未遂として立派な犯罪行為である。
今回の長澤・木村容疑者は大量の偽サイン色紙を出品し、しかも多額の売り上げを上げていたのであるから、完全に詐欺既遂罪である。売り上げが多額に上ることから、例え初犯でも刑務所行きの実刑も十分ありうると思われる。
それに長澤容疑者、以前からネット掲示板でも有名な詐欺出品者だったのに数年間も逮捕されていない。こういったインターネット犯罪は、一つ一つの被害額がかなり小さいことから警察も実際に捜査にあたるまでなかなか腰を上げない。まあ1件が数千円程度であれば、単独の事件では警察も捜査しないのが実情だろう。
両容疑者が逮捕されるまで数年がかかったのも、警察で長澤容疑者の実態を把握するまで時間がかかったということなのだろうか。

5 警察関係者も2ちゃんねるを見ている?

今回長澤容疑者が逮捕されたのも、おそらくネットで騒がれていたからという可能性が高い。
ということは警察も2ちゃんねるなどを当然チェックしているのだろう。警察関係者といっても全くの無から捜査を行えるわけではない。特に単独の事件が実は大きな詐欺事件であったことなど、実際にネットなどで騒がれない限り誰にも知りえないのが実情である。あらゆる面で問題視されている2ちゃんねるも、実は社会正義に役に立っていることもあるのだ。

1  まず万引き容疑で逮捕

平成26年7月3日にある市議会議員が万引き容疑で山口県警山口南署に逮捕された。
逮捕されたのは山口市議会議員の澤田正之容疑者(60)。釣具店で釣りに使う浮き1点を万引きした容疑だという。澤田容疑者はあいまいな供述をしているようだ。
この澤田容疑者のブログがあるが、このブログを見ると釣りが趣味だったようだ。

澤田容疑者のブログ

趣味とはいえ、市議会議員が万引きとは・・・。
ところが澤田容疑者、これで終わりではなかった。

2 次に覚せい剤使用容疑で逮捕

澤田容疑者は、万引きで逮捕された次の日である7月4日、今度は覚せい剤取締法違反容疑で逮捕された。
この覚せい剤使用容疑については澤田容疑者は否認しているという。

3 なんと市議会議員に再選されたばかり

実は澤田容疑者は平成26年4月27日に投開票が行われた山口市議会議員選挙で当選したばかり。この選挙では1614票を得て当選している。

平成26年4月27日山口市議会議員選挙結果

澤田容疑者は、平成7年10月に合併前の小郡町議会議員選挙に初当選し、小郡町が山口市と合併するまで町議会議員を務める。合併後は一度落選するも、平成22年からは再度山口市議会議員に再選され、以降市議会議員を務めてきたという。
これまで5回も当選してきたようだが、ベテラン市議が万引きと覚せい剤使用容疑で逮捕されるとは信じがたい。

4 高齢者による覚せい剤使用事件の増加

警察庁刑事局組織犯罪対策部薬物銃器対策課がまとめた

平成25年の薬物・銃器情勢

によると、高齢者の覚せい剤検挙者が確実に増えていることが分かる。

検挙者における割合
年齢層 平成9年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
50才以上 8.1% 14.0% 14.8% 16.0% 18.0% 20.2%
40~49才 14.4% 26.4% 27.4% 29.3% 30.5% 31.4%
30~39才 27.2% 37.0% 36.1% 34.7% 33.5% 33.2%
20~29才 42.3% 20.4% 19.8% 18.5% 16.7% 14.0%
20才未満 8.1% 2.2% 1.9% 1.5% 1.3% 1.1%


このように、平成9年から見ると20才未満が約8分の1に激減しているにもかかわらず、50才以上は約2.5倍の増加となっている。人口比から見ても若年者の減少と高齢者の増加が顕著だ。
覚せい剤は一度使うとなかなか完全に抜けるのが難しいという。現在では新規の覚せい剤使用者が減っている一方、一度使ったことのある高齢者がやめられずに何度も使用し検挙されている実情がある。
澤田容疑者が過去に逮捕歴があるのかどうかは明らかではないが、複数回使用し続けていたとすれば有権者を欺き続けてきたことになる。選挙の前にも使用していたのだろうか。

th

1 栃木小1女児殺害事件の犯人は在日だった

6月3日に吉田有希ちゃん殺害容疑で逮捕された勝又拓哉容疑者。
実は在日だったことがわかった。

2 勝又容疑者の人生


  • 小学生のころ、今市市立大沢小学校(現日光市立)に転入(殺害された吉田有希ちゃんと同じ小学校を出ていた)
  • しかし結局一度台湾に戻る
  • 中学生になってから再度来日
  • 平成17年、吉田有希ちゃんを殺害
  • 平成21年に日本国籍を取得
  • 平成26年6月逮捕

3 殺人を犯しながら日本国籍取得

要するに、勝又容疑者は殺人事件を起こしてから日本国籍を取得したというわけだ。
入国管理局もそこまでは分らないだろうから仕方ないが、今からでも国籍をはく奪できないものだろうか。
勝又容疑者はそもそも偽ブランド販売で逮捕されている。
偽ブランド販売といえば中国人のお得意の犯罪だ。

4 しかもコミュ障

勝又容疑者は人付き合いも苦手だったようだ。
話しかけられてもあまりうまく返事ができず、まともな職にもつけなかったようだ。
鹿沼市の勝又容疑者の近くの住民によると、普段着姿でコンビニに弁当を買いに行く姿がよく見られたという。
元在日でコミュ障。犯罪へ向かうしかなかったのだろうか。


大きな地図で見る (吉田有希ちゃん連れ去り現場の現在)

1 栃木・今市小1殺人事件で32歳の男を逮捕

栃木県・茨城県両県警合同捜査本部は平成26年6月3日、

栃木県鹿沼市西沢町、無職勝又拓哉容疑者
栃木県鹿沼市西沢町、無職勝又拓哉容疑者
鹿沼市西沢町に住む無職勝又拓哉容疑者(32)を殺人容疑で逮捕した。
事件は、栃木県今市市で平成17年12月1日、当時小学一年だった吉田有希ちゃん(7)が何者かに連れ去られ、のちに遺体で見つかったというもの。
勝又容疑者は別件での商標法違反事件で逮捕・起訴され公判中だったが、容疑が深まったとして再逮捕された。男は大筋で容疑を認めているという。

2 有希ちゃん殺害事件とは

この事件は今から9年前の平成17年12月に起きた。
さまざまなサイトで事件が紹介されているので、詳細はそちらを見ていただければと思う。

栃木小1女児殺害事件(ウィキペディア)
今市・小1女児殺害事件

 栃木県警などによると、勝又容疑者は今年1月29日、偽ブランド品を所持していたとして、商標法違反の疑いで母親(55)とともに逮捕された。同法違反で起訴され、公判中。勝又容疑者は、今年2月頃から有希ちゃん殺害をほのめかす供述を始めていたものの、あいまいな点も多いことから警察は慎重に裏付け捜査を行っていた。ここにきて容疑が固まったとして逮捕に踏み切ったようだ。

3 勝又容疑者とは?

勝又容疑者については今のところ鹿沼市に住んでいるということぐらいしか分かっていない。
ただ、母親も同じく商標法違反で逮捕されていることから、あまりよい生活はしていなかったようだ。母親である勝又イミコ容疑者(55)は平成26年1月29日に偽ルイ・ヴィトンを販売目的で所持していたとして逮捕されている。親子の自宅敷地内に置かれていた車からは偽ブランドバッグなど約100点が押収されている。

4 北関東連続幼女誘拐事件との関係は?

実は、北関東では1979年以降、女児が連れ去られ殺害される事件が何件も発生している。

北関東連続女児誘拐事件
今回逮捕された勝又容疑者だが、これらの事件とはあまり関係がないかもしれない。
というのも、勝又容疑者は32歳であり、えん罪が問題となった足利事件(1990年発生)当時でも8歳だからである。また、足利事件やその後発生した太田市のパチンコ店で発生した事件でも、目撃証言や防犯カメラ映像などからも真犯人と勝又容疑者では年齢が違いすぎるからである。
今後勝又容疑者の実像が明らかになっていくだろう。

3Dprinter

1 3Dプリンターでの銃器製造で初の逮捕

神奈川県警薬物銃器対策課では、銃刀法違反容疑で湘南工科大学職員を逮捕した。
この逮捕容疑がちょっと変わっている。最近実用的な価格に下がってきた3Dプリンターで銃器を製造したというものだ。
3Dプリンターで作られたということで、この銃器は樹脂製だった。しかし樹脂製ということとはうらはらに、実際の鑑定の結果、この銃器は殺傷能力があったことが判明したため逮捕に至った。

2 捜査のきっかけはYouTube

今回の逮捕に至ったきっかけは、居村容疑者が動画投稿サイト「YouTube」に拳銃らしきもので射撃をしている様子をアップロードしたことのようだ。
だれかが警察に通報したのだろうか。

3 3Dプリンターとは

そもそも3Dプリンターとは何だろうか。
プリンターといえば、一般的には紙に文字や写真を印刷する平面的なプリンターを想像するだろう。これに対し3Dプリンターとは、樹脂などで立体の構造物を製造できるプリンターをいう。CADデータなどを変換してプリンターに取り込み、立体物を造形する。
以前はかなり高価格のものだったが、技術革新により近時では10万円を切る価格のものも登場している。一般の人にも十分手の届く価格になってきているのだ。

4 3Dプリンターの表と裏

もちろん、3Dプリンターには社会にとってメリットもデメリットもある。
メリットは、試作物を簡単に作れたり、手術の練習として臓器モデルを造形できることだ。以前はかなり費用をかけて金型を製作する必要があったが、それがより低コストで短期間で制作することが可能になった。
デメリットとしては、何でも作れてしまうことだ。
実はインターネットには銃器の作成データなどがあふれている。こういったデータを取り込めば、だれでも簡単に銃器を模したものが作れてしまうのだ。アメリカなどでは、こういったデータを元に実際に銃器が作られている。
日本でも犯罪組織などによる製造が以前から懸念されていた。
もちろん日本でこういった銃器を作れば犯罪となり、今回のように警察の摘発対象になるので注意が必要だ。

1 柏市通り魔事件

この事件は、平成26年3月3日の深夜に千葉県柏市のあけぼの4丁目11先で起きたもの。ようやく容疑者が逮捕された。逮捕された男の氏名は竹井聖寿容疑者(24)。

場所はこの辺り。


大きな地図で見る

2 竹井容疑者逮捕のきっかけは竹井容疑者自身?

竹井容疑者は、実は犯行後に現場で取材をしていた報道陣に自分が犯行を見たと答えていたようだ。しかもその自らの証言に不審な点があったことから逮捕に結びついたらしい。

一回目は「犯行は見ていない、寝ていた」と証言した。

にもかかわらず、約一時間後の二回目の取材には「犯行を見た、スマホで映像も撮っていた」などと答えていた。この不審な証言に疑いを持った報道陣が警察に情報提供したようだ。

3 被害者と竹井容疑者は同じマンションに住んでいた?

この事件で亡くなった被害者と竹井容疑者は同じマンションに住んでいたようだ。マンションの場所はこちら。


大きな地図で見る

それにしても同じマンションに住んでいた被害者に切りつけたとなると何か怨恨が動機だったのだろうか。ただこの男は他にも3人の被害者に対し、切りつけたり金を奪ったりしていることから、無差別な通り魔事件という可能性もある。

4 どのくらいの刑になるのか?

では竹井容疑者にはどんな刑罰が下されるのだろうか?これまでの通り魔事件を見てみると死刑とまではいかないかもしれない。

池袋通り魔殺人事件 1999年 2人死亡・6人負傷 死刑
下関通り魔殺人事件 1999年 5人死亡・10人負傷 死刑
附属池田小殺人事件 2001年 8人死亡・15人負傷 死刑
名古屋市連続通り魔殺人事件 2003年 1人死亡・1人負傷 無期懲役
土浦連続殺傷事件 2008年 2人死亡・7人負傷 死刑
秋葉原通り魔殺人事件 2008年 7人死亡・10人負傷 死刑
マツダ本社工場連続殺人事件 2010年 1人死亡・11人負傷 無期懲役

つまり、死亡した被害者が1人の場合は死刑になった例はあまりないのだ。今回も死亡したのは1人なので死刑とまではいかないかもしれない。しかも竹井容疑者は警察官に同行されていくときも「○○万歳!」などと意味不明なことを口走っていた。何か意味があったのだろうか。もしこの男が犯行時心神耗弱であったなどと裁判で認められたら減刑されることになってしまう。

いずれにせよ、1人の命が奪われた重大な犯行だ。通り魔は、その社会に与える不安の重大さから、通常の刑法ではなく特別な法律を必要とするのではないだろうか。近年通り魔事件が続発していることから、国会でも検討すべきなのではなだろうか。

このページのトップヘ